ネッシー

7月3日  曇りアンド雨 ジメジメ

皆さん、今宵いかがお過ごしでしょうか?
このジメジメとしたスコットランド。そしてジメジメとした人達。
そんな中で必要なのは気合だぜ!、なあんては思ってません。
結局1番楽なのは自分自身ジメジメした雰囲気を持つよう心がけることでしょう。

昨日の夜インヴァネスから帰ってきた。
タカ、のぞみさん、さやか嬢(ソープっぽいなあ)とラマがメンバーだった。
髪の長い人はいなかったから道中はあんま盛り上がってなかった。
でもラマの鼓動はネス湖に1マイル、そしてまた1マイルと行くうちに速くなってた。

「ネッシーに、あのネッシーにまた会える。今回は何について語ろう?」
そんなことを思ってるうちにネス湖に着く。
飯を喰う。飯を喰いながらもネス湖を常に眺める、というより凝視する。

ネッシーは案外ラマに似てシャイだったのだろうか?
友達を紹介でもしようかと思ってたんだけど照れてばっかで陸には上がってこなかった。
まあそれはそれでいいだろう。今度は1人でいってじっくり朝まで話し込もうか。

ちなみにこの私。最近結構出歩いてます。
ちょっと前はスカイ島。その後ロモンド湖アンドグラスゴー。またグラスゴー。
そして今回のインヴァネス。いやー旅っていいなー。気持ちE。心地E。景色素晴らC。

ところで自分の高校時代の先生で堅い感じの人がいた。
当時どっか他の高校のバッグを持って登校すんのが流行ってた。
そんな時彼は「本校のバッグ以外を使う様な輩は学校を辞めるべきです!」なんて言ってた。
彼のポリシーは確か「Be beyond Fukuzawa.」だったと思う。

そんなチンカス野朗でも時には面白いことを言ってたと思える。
彼が言った幾つかの名言のなかに「僕にとってここに行こうと決めて行く旅は旅じゃあないんだああ!」
って言ってた。そんで誰かが「え、何でなんすか?」って聞いたら答えに困ってたけど。

まあ彼の言いたい事はなんとなくわかる。旅で面白いのは何がその先にあるかがわからないところ。
下手したらネッシーに喰われるかもしれない、そんなところ。
あとは旅先の話でもあると思う。

旅って時として人生に例えられる。
例えば水戸黄門の歌とかもそうだし。
旅をして行くうえで遭遇するもの、それはなんだろう?
あるいは君ならこの道をどう歩いて行くだろうか?
まあそんな事はテメーで考えろ。

でもまあとにかくどっかに辿り着くにはそれなりのアレがあるわけだ。
そのアレっつーのはテメーで考えてくれていい。苦労、快楽、出会い、ケバブ、、そんな感じでいいだろう。

それでだ、その先生が言いたかったのはだ、、、良くわかんない。
でもね人それぞれテキトーに行けよ、って言ってたらしい。
どっかに行き着くまでに同じスピードでわき目もあんまふらずに行く奴もいるだろう。
かと言えば道端に咲く一輪のオオイヌノフグリを見逃さずに溜息をつきながら見入る奴もいていいだろう。
途中で一軒の飲み屋に入ったら飯が美味すぎてそのままそこの店員になる奴もいるだろう。

でもね、そんなの行ってみなきゃあわかんねーって。
そんで行き先がキチンと決まってたらそこに行き着いた後が問題だな。
帰りのルートを変えるのはかなり良いアイディアだろう。
だが、どっかに着いたとたんに満足感に覆われてダメになる奴もいるだろう。
そんな輩は苦労、ないしは挫折を味わうことになるだろう。だって先が突然見えなくなるから。

でもね、挫折、または屈折だって捨てたモンじゃあないんだよ。多分。
ラマの先輩の佐高信って人も言ってたよ。
「真珠は屈折しまくった石の塊だ」って。そうそう、それそれ。

まあこんな感じで今回も一つ気合を入れて人付き合いに続く、アホみたいにマジな事を書いてしまいました。
ネタはあります。強がってません。欲しがりません、勝つまでは。あ、違うか。
何にせよ、髪の長い人がボウイの事を書き終わるまではそのネタに触れられないのがツライ。

そんな感じで。チェケラッチョー、おしゃれ手帳。  

以上ラマでした。

東京の合唱

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