1周年

お久しぶりです。本当に申し訳ありません、書かなくて。PhotDiary書いてるし、ええかと思ってサボっていました。でも、今日は書きます。

というのも、今日2月14日は、バレンタイン。皆さんチョコもらいましたか?じゃなくて、このページの1周年記念です。ちょうど、一年前の今日、ジョンフォーティーのあの部屋で、このページはスタートしました。コラム形式になるのは、もうちょっとあとのことだけどね。とりあえず、スタートは2002年2月14日です。

昨日ページを見たら、約1900アクセスありました。特に広く宣伝したわけでもないのに、これだけ多くの人が見てくれているのは、ほんとにありがたいことです。それに、コラムを書いてくれている人達のおかげでもあります。

去年の10月から書いてないので、何から書こうか迷うところですが、時間軸に沿って書いていこうかなぁ。10月の終わりに日本に帰った後、すぐニューヨークに行きました。(PhotoDiary見てる人は知ってると思うけど。)それは大きなJobフェア‐があるから、就職活動という名目。結果は散々。ほんとに俺をほしい企業なんて、ないんちゃうかと思うくらい、相手にされませんでした。でも、今考えるとそれは当然だったのかもしれない。そのときの自分には、なぜ就職するのかということを深く考えていなかったし、それに対して、絶対就職するという気持ちがなかったと思う。それ以上に自分がこれからどうしたいのかを全然見失っていたと思う。留学しているときは、はっきりこうしたいという思いが見えていたのに、日本に帰ってきた瞬間それを見失っていたように思う。リストラで、中高年の人を断腸の思いで切ってる会社が多いこのご時世にそんななめた奴を相手する余裕はないからねぇ。ほんとに惨敗でしたわ、ニューヨークでは。

でも、そんなニューヨーク旅行でも、大きな収穫がたくさんあった。まず一つ目は、人との出会い。就職フェアは実際ボストンであったんだけど、一日余分に日にちを取っていたので、ハーバードのほうに観光に行き、偶然杉村太郎という人に会った。この人、今就職活動中の人は知ってるかもしれないけど、就職本とか書いてる人で、俺も大学生のときに読んだ。その人に、声をかけたら、お茶でもしようということになり、1時間ほど話す機会を持てた。その時の自分は、就活でぼこぼこにやられて、かなり凹んでいた。

この人と話すことができたのは、ほんとによかった。詳しい内容は省略するけど、自分が理想とする人が現実に居るという安心感と負けたくないという嫉妬の両方を持ったというのが、正直なところかな。40越えてるけど、いつでも今が一番楽しいとはっきり言える人やからなぁ。話してて、自分が元気になってくるのが、わかったし、自分も話し相手を元気にできるようなパワーを持っていたいと思わせる人やった。

収穫の二つ目は、ニューヨークという町の雰囲気かな。これはLISAともよく話してたんだけど、ほんとに町に居る人がいい意味で貪欲、ハングリーであるということ。これは2週間ほど生活して見て、はじめて気づいたことで、前にNYに来たときには、全然感じなかった。行く前は、先進国の都市なんてどこも東京みたいなもんやろうと思ってた。実際ロンドンは東京化してるという印象を受けたしね。

ニューヨークは本当に、チャンスを求めてくる人が多い。そして、そういう人がチャンスを手にいれられるような仕組みがあるように感じた。それは、コネ社会であるということ。日本でいうコネはなんかどろどろした、接待漬けという印象があるが、NYで言うコネは自分で築きあげるものという印象を受けた。雑誌なんかよくパーティーを開き、卵たちは何とかパーティーに入り込み、自分をアピールする。そういった、地道に築き上げた、人脈が仕事をもってくるという、本当に人と人とのつながりで成り立ってる社会なのかもしれない。技術だけでなく、人格も求められる社会。ある意味日本より、義理人情の社会なのかもしれない。自分も何かで成功したら、そうやって若い人たちを引っ張りあげられる仕組みを作れたらなぁと思う出来事でした。

最後になっちゃったけど、NYではLISAに本当にお世話になりました、ありがとう。

と、いろいろ凹みながらも、ただではおきずに、NYから帰ってきた。NYから戻って、しばらくは夢中でバイトした。それはただただ、時間だけがあって、バイトすれば、何かしているという安心感とお金を得られたからやと思う。自分の今後に全然答えが見つけられなかった。でも、少しずつ、自分が今できることは何かを考え、答えが見えつつはあった。

今回頑張って書いたので、続きは次回。途中でごめんなさい。

それでは、また。

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