1月31日 雪
皆さん、新年明けましておめでとうございます。こんばんミ。
さて、私がスコットランドに帰ってきて10日ほど経ちました。
日本はかなり楽しくて、沢山飲んで沢山吐きました。バファリンも飲みました。おえ。
今回、私は日本でどんな事をしたかを書こうかなあ、とか思ってたんだけど、それはやめ。
でもスターリング関係の人でこの私に会ってくれた人達にはこの場を借りて礼を言います。
ちなみにこっちに来て3年目だけど、こっちで会った日本人に日本で会ったのは今回が初めて。
えー、まずキエとチカ。次は牛角以外の所で「よろしくおねがいします」。
そしてリーダー。何か色んな所にテンパッてる自分を連れてってくれて。
最後にタカ。「酒房 加助」は相当いけました。目の座ってる人もいたりして。彼女も。
あ、カズにも会ったなあ。なんか短かったけど。8番ボールは入りました。
何気に一昨日位までブライアン君がスターリングにいたんだな。
26日にTHE DATSUNS、POLYPHONIC SPREE、INTERPOL、THE THRILLSのライブに行った。でも変なところで飛び出しをかましてしまい、しかも時差ぼけが酷かったせいか、如実には語る事が出来そうにない。
今日はかなり逆戻ってTHE STREETSのライブでの出来事でも書こう。
このライブは去年の12月1日に行われて、俺はかなり楽しみにしてた。
何故ならTHE STREETSことMIKE SKINNERの音は物凄く独特だから。
彼の音は一般にはUKガレージというジャンルに当てはまる。
じゃあUKガレージって何?
まあ簡単に言うとこれはイギリスだけにあるダンスミュージック。
もっと言っちゃうとイギリス風にアレンジされたヒップホップ&ドラムンベース。
そう、UKガレージはアメリカの黒人にとってのヒップホップみたいなもの、、、
あれ?ここまで書いて自分でも良く分かんなくなってきた。
まあとにかくヒップホップはドンッカッドドンカッドドンカッって感じなのに対して、
UKガレージはズーンズーンズーンズズーンズーンズーンって感じ、、、。
どんな感じかわかんねー!!!!
まあとにかく一番でかい違いはビートの速さであって、
ヒップホップが比較的ゆっくりとしたビートの上にラップをするのに対して、
UKガレージはかなり速いビートの上にマシンガンのようなラップをかます。
それでだ、俺はこの良く言えばマシンガンのようなラップ。
そして悪く言えばキョドった人の早口言葉のようなラップ。
これがあんまり好きじゃあなかった。だって聞いててあんまり格好良くねーし。
でもMIKE SKINNERことTHE STREETSのスタイルはあまりにもオリジナルで聞きやすい。
彼の場合は奇麗なビートの上で黙々とポエムを読むような感じ。もろロンドン訛り。
まあこういった話はここまでにしてだ、俺は11月の当たりにライブハウスの話をした。
そうそのVENUEの名前はGLASGOW BARROWLNDS。かなりEところだ。
問題はこの日のライブの前よ。
俺は意気込みすぎて少々早めに会場に着いてしまい、外で列に並んでた。中に入る為のな。
後ろにイングランド人の男2人組が来て、テキトーにしゃべってた。
そのまた後ろにスコットランド人の女2人組が来て、一緒に写真を撮ろうと言ってきた。
俺らはわけもわからず、それでも「ピース」とか言いながらワイワイやってた。
そしたらCELTIC(これはグラスゴーにあるサッカーのチーム)のユニを身に纏った奴等が来た。
音も無く来たこいつらだが、写真にはしっかりと写っときたかったらしく、ポーズを作った。
女の子達もそれに乗ってカメラを構えたんだけど、ここでイングランド人が一言。
「RANGERS!RANGERS!」
ああこの馬鹿、何言ってんだよ、とか思った時にはもう遅い。
いきなりCELTIC野郎共がこのイングランド人に襲い掛かったぜ!!!みのもんたもビックリ!!
一通り終わったときにイングランド人が
「I was just joking、man!」とか言う。
するとCELTIC君は
「Wasn’t funny at all、you cunt!」とか言い返す。
するとENGLAND君は
「I‘m English、man! How the fuck am I supposed to know?」とか言った。
するとCELTIC君は
「You what? You fuckin‘ English?! That‘s even worse!!」
とか言ってまた襲い掛かってきたぜ!!!ここにはさげまんでブサイクな婦警が必要だったぜ!!
まあ俺は横でニヤニヤ笑いながら事の成り行きを見てただけなんだけど、皆さん気を付けて。
スコットランドでは緑色の服と青色の服を着てパブには行かないようにね。
それでは最後に。
FOOTBALL ISN‘T JUST A MATTER OF LIFE OR DEATH.
IT‘S FAR MORE IMPORTANT THAN THAT.
これは元LIVERPOOLの監督(誰だったか忘れた)の言葉。
じゃあねー。