どっさり半年分

8月3日。 最近天気良くて黒くなった。

FranzFerdinandが10月にUKツアーをするらしい。素晴らしい!!

日本でもツアーするらしいNE。フジロック良かったらしいね。

最近の話。9月から住む所がなかなか決まらない。最近英語の勉強をしてる。

元祖パンクっぽいポップバンドTheUndertonesのHere comes the summerとMy perfect cousinにはまる。TeenageKicksという曲で有名なこのバンドだけどそれ以外でもいい曲多い。ちなみにバンドはシンガー以外は昔と同じで、まだ活動してる。この前Mikeと見に行ったけど良かった。

さて、もうすぐオリンピックが始まるみたいだけど、どうでしょう。こっちは特にオリンピックへの関心も無く(メダルへの期待ゼロ)、やはりスポーツの関心はサッカーです。スコットランドリーグはCelticがまた優勝すると思うけど、今年はRangersも強い。まあどっちかが優勝すると思う。

Celticは選手買わなさすぎ。Larssonの抜けた穴がどうこうとかいってるけど、実は一番必要なのはディフェンスと創造力のある中盤でしょう。Rangersはいい補強をした。特に凸凹2トップのPrsoとNovoは間違いなく機能するでしょう。ディフェンスもフランス代表のBoumsongが活躍するでしょう。

イングランドの方はChelseaが強い。今シーズンはタイトルを最低1つは取るでしょう。

見所は元PSVコンビのRobben-Kezmanのラインでしょう。で、Duffはどこで出場するのか。

新監督MourinhoはMan.U監督のSir.Alexとどれくらい喧嘩するのか。てゆーかChelseaは本当に強いのか。

Man.Uは弱い弱いと言われてるけど、そういう時のMan.Uは特に強い。

Arsenalは今年も無傷でプレミアシップを突破してしまうのか。(無理だろう)

BoltonのOkochaは今年も0得点のくせにMVP Of the seasonにノミネートされるのか。

見所は沢山ある。

8月5日 小鳥Garrincha

今日はあるサッカー選手の話をしよう。どんな素人でも知ってるサッカー選手。今の世代で言えばベッカムとかロベカルだと思うけど、全世代をひっくるめるとやはりペレとマラドーナらしい。

俺昔は友達と「マラドーナ?マラどーだ?」とか「ペレの着てる服は?ペレペレ」とかいったマジでつまらないことばかり言ってた。というか今でもたまに言うけど。

で、俺が一番最初にペレの映像を観たのは小学生の時。レンタルビデオ屋からキャプテン翼とドラえもんと一緒に借りた「グレートゴール」とか言うビデオ。まあ80年代後半までの凄いゴールが一通り集まってて今でも普通に観れるんだけど、それを観た時とにかく凄いと思ったのが今日紹介する選手「小鳥」と呼ばれたブラジル人、ガリンシャだ。

ガリンシャが代表の右ウィングとしてプレーしていた50年代後半は中盤にヴァヴァ、ジジ(別にじじいとばばあのギャグじゃないよ)、でペレとまあ素晴らしい選手が揃っていたわけだが、中でもブラジル国内ではガリンシャの人気は半端じゃなかった。

ガリンシャを愛するのはそれほど難しくはなかったようだ。証拠としてこれまでガリンシャとオフィシャルに結婚した女性達の間には14人の子供がいる。おそらく実際の子供の数はこの3倍位だろう、という説もある。

そんなサッカーも上手いし、やりチンで愛されてるこのガリンシャだが、彼の人生の始まりはこれらの両者からは程遠いものだった事は有名だ。生まれ育った場所はいわゆる郊外スラムで毎日が貧困との戦いだった。さらに彼は身体障害者(小児麻痺の結果)でもあり、右足は膝下がへこみ、左足は膝下が張り上がっていた。ちなみに左足は右足より2インチ短かったらしい。

従って、彼が17歳の時にボタフォゴとサインしたときは一般的なスポーツ選手を考えた場合、絶頂からは離れた状態だったわけだ。

8月7日。

今日はFranzFerdinandのチケットの発売日で、売り切れたら嫌だったんで早起きして眠い目をこすりチケットオフィスに行った。朝の9時に。そしたらもう長蛇の列が出来ていた。しかも待ってる時間に俺らの目の前で交通事故があって、バスが店に突っ込んでいった。ビビったぜ!!

で、チケットは一時間待った結果、買えず終い。なんてこったい。FranzはGlasgow出身だからやはり地元では人気があるらしい。実際家に帰ってネットでチケットを買おうとしたら、Glasgowでのコンサートは大手のウェブから売られてなかった。ちなみに俺がいつも使うのはチケットマスターってのとウェイアヘッドってやつで、Glasgow以外でのFranzのGigは普通に売っていた。しかも全然売り切れてなかった。頭にきたぜ!!これはどうもダフ屋との交渉の術を今から練っておくしかないね。15,16日にGigがあるので、「ヘイよー。Buy1Get1Freeでどうだい?」とまず明らかになめきった態度で話しかけて、一枚50ポンドでふっかけられたら、「ヘイよー。15、16を一枚ずつ買うから60ポンドにまけてくれよ」の何気に結構使える術。アンド、ダフ屋の犬と仲良くするってのも手の一つ。どうしてもダメならボコる。

さて、話を“小鳥”ガリンシャに戻そう。

彼は170センチと小柄だった。人生でジムには10回も行っていない。

前にも書いた通り彼の左足は右足より2インチ短かった、そしてこれは股関節を常に脱臼させる原因でもあった。ちなみ彼はやや寄り目でもあった。

それと同時に彼はサッカーの歴史の中で最も驚嘆すべき才能に恵まれた数少ない選手達の1人でもあった。

ガリンシャがサッカーを始めたのは7歳の時で、この時すでに友達とあざや打撲の傷だけではなくビール(ガキのくせに)も共有しながら楽しんでいた。彼のキャリアはサッカー選手としてであり、コーチングには興味を示していない。これは彼にとってのサッカーの楽しみはプレーすることだったからだ。

ある日、ある監督がいすを持って公園に行った。いすはダミー用だ。彼はガリンシャにそのいすを越えたらクロス(センタリング)を上げるように言った。ガリンシャはそのいすを通り越すのがだるかったのか、通り越さずにいすの脚の間を通してクロスを上げ続けた。

彼は30を越えた辺りのどんな水商売のオンナよりも沢山のザ.ダマシのトリックを持っていた。

ボールを後ろに置いたままディフェンダーを抜き去る。サイドバックを内側から外側からかわす。正確無比なクロスを供給する。力強いシュートで常に点取り屋でもある。

しかし、とりわけ彼はピッチ上の芸人、エンターテイナーだった。

(実際俺はガリンシャがゴールキーパーとの一対一で上手くキーパをかわして、あとはゴールにボールを流し込めばいい場面でガリンシャはわざとチンタラしてキーパーが戻ってくるのを待って、もう一回キーパーを抜いてゴールを決める、といった信じられないような映像を見た)

12月29日

メリークリスマス!!

こんにちは。皆さんお元気ですか?僕はすごい元気です。

最近コラムをUP出来ていなかったのは非常に忙しかったからです。基本的には大学院をなめてたってのもあると思うけど。

俺は相変わらずやってます。

それではまたね。(おいおい)

ガリンシャはもう書くのがダルくなったので後で書きます。

それにしても今年はKanye Westの年でしたね。

個人的にはちょっと古いかもしれないけど、Royce da 59のBoom!ってゆー曲が良かった。

やっぱDJ Premierはまだ健在だ。