ラマのお布施体験

7月30日

よっ!べいベー夏の甲子園は天理が久々に出場だけどいかがおすごし?ラマ田先生今年の夏はこんな曲を聴いてみてはいかがスペシャル全1曲。

Six barrel shotgun by Black Rebel Motorcycle Club

ちなみにブライアンの選曲の中からはLittle Richardを最近聞いてます。あとは天気は悪いんだけどBeach BoysのPet Soundをかけたりもします。さて、上のスペシャルはBRMCのニューアルバムに入るらしい曲で、とってもかっこE !!曲。Take them on, on your ownがアルバムのタイトルだったような。ちなみに発売まだらしい。でも8月の半ばには売るらしいけど。俺は2日にこのバンドを見にEdinburghはLiquid roomに行ってきまーす。ロロロケンロー。

夏の甲子園はどこを応援しますか?俺はいつも桐蔭学園を応援するんだけど、今年は出ないらしいので桐生第一と天理で行きたいと思います。

さて、全然まとまりのない文章で申し訳ないが、今回はスコットランドで最も有名ではあるものの、あまりに当たり前な為、外から来る人達(特に短期間)には気付かれていないサブカルチャー的な存在について話していく。スコットランドに長くいた人達はもう知ってると思うし、短くいた人達も「この人達何なのだろう?」的な考えを持っていたであろう。そう、俺は今回のコラムでクラシックである「NEDS」(キター!!)について話していこうと思う。今回このネタを書くに当たって、俺は3年間リサーチしてきた地と涙の結晶を今ここにてばら撒くので、心して読んで欲しい。3年間のリサーチとはやや大袈裟になってしまったが、このリサーチの源はひょんとした事から生まれた。この前の土曜日は俺のサッカー仲間のジョニーの彼女アビゲルの誕生日だった。俺はこの誕生日の席である人物に出会い、この出会いが今回NEDSについて書いてみよう、って事に拍車をかけたのは言うまでも無い。いや、あるが。

あ、今この部屋に人が入ってきて、出てけと言ってるので続きはまた後で。

8月5日

よう。ちょっとあいたなーおい。先週の金曜はジェームスとリュックで飲みました。この二人は語学の先生をしていて、普段は生徒達から慕われてる非常に面白い奴等です。二人とも熱狂的なCELTICファンです。俺とジェームスは7時半ころから軽く飲み始めて、リュックは8時半ころに合流して来たんだけど、リュックは完全にキマッっててベロッベロになってパブに入って来ました。あ、ちなみに場所はグラスゴー大学の近くね。リュックは俺らにギネスを買ったりして最初はまあちょっとやばいかなあー、くらいのノリだったんだけど、そのうち自分の中での会話が増えていって最後はサヨナラも言わずにパブから出てってしまいました。

ここまではまだ良いんだけど、俺はこの日ギネスに付き合わされてかなりだるかったような。でも気持ちは良かったし、ジェームスは隣のオネエサン2人組に話しかけだして、ネーちゃんが俺に「おい、アイリッシュコーヒーを飲んだことあるか?」とか訊いてきたから、何言ってんだこいつとか思ってたらネーちゃんがアイリッシュコーヒーを頼んでくれたんだけど、このアイリッシュコーヒーはコーヒーのウィスキー割りなわけよ。俺の経験からいってギネス+ウィスキー=吐く。なんだけどこの夜はホントにきつかった。パブを出たのは2時くらい。2人とも結構キてる。そしてジェームスが言う。「おい、ラマ、お前あといくらある?」。俺は答える。「1ポンド」。ジェームスは言う。「俺は50ペンスしかない」。「え?バス代足らないじゃん」。「ウン。シッテルアルネ。」

ってことで始まったのがこれ。
「エクスキューズミー、キャンユーギヴミーサムチェンジ?」(すいませーん。お釣りください)
まさかグラスゴーでこんな事をやるとは夢にも思ってなかったが、やってみるとなかなか面白い。例えば酔っ払った奴は小銭を沢山手のひらに乗せるので、俺らはその中から選ぶことが出来る。それでは素面の奴等はどうかというと、さすがに酒が入ってないと警戒心が高い。中には「おい、お前はホームレスには見えないぞ」なんて言ってくる奴がいる。そんな時は「いやあ、俺ホームレスじゃあないよ。でもバス代が欲しいんだけど。」と正直に言う。そうすると10ペンスくらい貰える。ジェームスはもろ地元の人間だってのがわかるらしく、誰も金を渡さない。

まあそうしていくうちに金が貯まる。そしてバスをゲット。俺らが向かうところはEAST KILBRIDE。バスの中では物凄い口論があった。酒の入ったパキスタン系のスコットランド人がピュアなスコットランド人ともめている。レイシズムがどうとか言ってるのだが、俺にはどうでも良かった。そうこうしてるうちに俺は不安になる。なかなかバスが目的地に着かないからだ。ジェームスは30分くらいで着く、とか言ってたんだけど彼は石の様に眠ってピクリとも動かない。やがて元バスを乗った所に戻ってきてしまう。ああもうこりゃあダメだなーと思い、グラスゴーの中心地で降りることを決意。バスを降りた時はもう明るかったので5時くらい。そっから電車のある所まで。この時点で俺は超楽観的になっている。ふと駅ににる警官に話しかけてみる。「ヘイヨー。金クレYO-。」。ふざけた相談だったがこの警官は真剣に取り合ってくれる。だが金は貰えなかった。そこでスターリング行きの始発に乗り込む。便所に隠れようかと思ったけどだるいのでやめ。駅員室をノックして、「金がないんだけど、スターリングまで乗っけてってくれないか?後で払うから」。するとこの駅員。。。
「金なんかいいよ。いいから。」と言って笑顔で対応してくれた。俺は礼を言って寝に就く。ZZZZZZZZZZZZZZZZZ。

帰ってまた寝る。12時には起きてエジンバラにルカとコンサートに行く予定だったのだが無理そうだ。ボローニャ出身イタリア人のルカはBlack Rebel Motorcycle Clubの大ファン。彼はドラムを叩いている。上手いのかはわからない。

奴は疲れた俺を気使って先にエジンバラへ。チケットはすでにソールドアウトだがこのイタリア人は気合が違う。当日券があるのを信じて2時間待ちをする、と言ってスターリングを出た。ちなみに俺はチケットを持っていたので余裕だった。

二日酔いをアイアンブルーで醒ましながらエジンバラへ。この日から祭りが始まったせいか、エジンバラには人が沢山。

俺はライブハウスのある場所がわからず、人に訊こうとするも、どいつが地元の奴等か区別するのが面倒になる。ってことで土産屋に入り、行き方を訊く。こうなるともう誰も俺を止められない。

ストリートパフォーマンスの人だかりを蹴散らしながら歩く。しばらく歩ったがまだ見付からない。どうやら勢いがあり過ぎて通り過ぎてしまったらしい。振り返るとある細長い行列が目に付く。

その中に見覚えのあるイタリア人が。ルカだ。奴は本当に2時間待っていたようだ。だが待った甲斐あってか残り8枚のチケットを7番目で手に入れる。2人とも恐ろしくハイテンションになりピザを食おう、って事になる。

マルガリータを食ってまたライブハウスに戻ると、入り口に日本人の女の子がいる。チケットを取れずに困っていたので、ダフ屋から買えと言うとダフ屋は高過ぎると言う。粘れば安くなる、と言って説得してもう一度ダフ屋と交渉に行ってみたかった様だがもうダフ屋はさばき終っていた。

まあそんな事は気にせずにライブハウスへ。まずはラガーで乾杯。しかし3ポンドは高い。だがこの時点で二日酔いの事など忘れている。今回のライブハウスLiquid Roomは非常に小さいオシャレなVenueである。

ライブの内容は良く覚えてないが、とにかく良かったような気がする。俺は一番前のほうでもみくちゃにされながらも良く頑張った様な気がする。Black Rebel Motorcycle ClubはやはりカッコE-。まず名前が良いね。

さて、ここまで書いて気が付いたのだが俺はかなりNEDSとは関係のない事をダラダラと書いてしまった。
申し訳ない。
NEDSネタはまた後にとっておきましょうか。かなり面白いネタなんであんま話したくないし。そうでもないか。
じゃあこの辺で。