Mike Skinner万歳。The Streets万歳。

takao71

一昨日はGlasgow BarrowlandにThe Streetsを観に行ってきた。で、一昨年の末にも観に行ったんだけど、その時とはちょっと違う感じだったので、忘れないうちに書いてる。この前とどう違うのか?まあこの前のはBack NumberのThe Streetsを見てもらえばわかると思うんだけど、大袈裟に言えば今回はThe StreetsのライブのBuild upに参加した。大した事は無いんだけど面白かったので書いてみる。

事の始まりはStirling Uni時代の友達で、今でもちょくちょく一緒にライブに行くGavの電話から始まる。「ラマさん、The StreetsのライブをPRみたいな感じのお手伝いとして申し込んだらOKが出た。ラマさんも一緒に手伝わないか?」なかなか面白い。坊主は何の為にいるのか、白人は知らないのか?ベンツを乗り回す為。肉中心に食う為。適当な名前を付ける為。木魚をポクポク。そんなんじゃない。恵みの手を差し伸べる為だよ!!

って事でオーケー。GavはフリーチケットやThe StreetsのNewAlbumをただでもらえるらしい、みたいな事を言っていたが俺はこの時点で既にチケットと新しいアルバムを買っていた。なにせミスター.用意のいい男なので。。。

ちなみにThe Streetsの新しいアルバムa grand don’t come for freeは日本では6月の中旬に発売されるらしい。フジロックにも出るらしい。もしこのアルバムを買ってみようかな、なんて人がいたら、是非どうぞ。でも俺個人としてはファーストの今やUKクラシック、

Original Pirate Materialをお勧めする。とにかく最初から最後までカッコよすぎなんで。

と、ここまで書いて字がオカマっぽい事に気が付いたので違う字の形にする。

えー、それでとにかくGavとGlasgowQueenstreetStationで6時に待ち合わせする。やや遅れたが問題ない。調子はどうだい いかれた兄弟?ってことでまずパブに直行。ここでは適当に世間話。とりあえずStellaArtoisで乾杯。この日はクソ暑かったので冷えたパイントのグラスが気持ち良い。。

ちなみにGavの妹はAberdeenという女サッカーチームで頑張っているが、来年はEdinburghにて大学生を始めるらしい。妹とは2回会ったけど、普通の10代の女の子って感じだった。まあそんなこんなで一軒目は終了。場所をBarrowland寄りに移して飲もうって事になる。EastEndのCeltic系パブはどうかと訊くが、GavはRangersファンなので勘弁してくれと言う。

結局Dr.Jivesという名の服屋の近くのお洒落アンド風通しの良いパブに落ち着く。ここでもGavはStella俺はRedStripeを飲む。最高にうまいし、客も良い感じだ。ここで仕事の話を、って事になる。まあ仕事っつてもプロモーション用のポスターをそこら中に貼り付けたりするだけなんだけどね。一応一通り話を聞く。なるほど、面白そうだ。いい感じで飲んでると話はGlasgowについてになる。

GavはReading生まれのAberdeen育ちだが、Glasgowについても良く知ってる。今は俺等の間ではGlasgowイコール面白い街ってゆーイメージがあるけど昔60年70年代はひどかったらしい。

Clydeという名の川沿いにはバーって船用のビルが建ってて、いわゆる労働階級の街だったとか。で、この川沿いにはGorbalsってゆーラフなエリアがあって有名なんだけど、このGorbalsが悪名高い事で有名なのも、もう一世紀前からの話らしい。

で、今はすっかりショッピングの通りと化している3つの通り、Argyle, Buchanan, Sauchiehall streetはつい20年位前までは車がビュンビュン通ってたらしい。まあどんなに街が変わっても人はあんま変わってないって事は想像がつくんだけどね。

まあそんなこんなでそろそろBarrowlandに行こうか。7時にドアが開くらしいので15分前に着いてなければいけなかったが、7時15分に到着。もう長蛇の列が出来ているが関係なくズンズン前まで行き入り口にいるトランシーバーの関係者と話す。

「Yo遅れて悪い。入れてくれ」と言い名前をサインする。プロモーションの会社の名前を言う。チケットの確認をする。。。そして特攻をかます。

中に入るが誰もチケットをもぎろうとしてこないので気持ちいい。階段をちょっとあがるとすでにいつもライブのときにいるKing Tut’sというライブハウスのねーちゃんが今月のGig情報のフライヤーを持って客が来るのを待ってる。

よし俺等もそろそろ始めようって事でポスターを取り出してそこら辺の目立つ所にベタベタつけはじめる。ポスターは無駄に50枚くらいあるので結構きつい。そうこうしてると今度は客がダーっと入場してくる。なかなか勢いがよろしくて、しょっぱなから酔っ払いにからまれる。「Yoマン、俺にそのポスターを売ってくれよ」俺は困ることなく1枚手渡す。俺いい奴だな。

ポスターを貼ってると次から次へと話し掛けられる。

takao73

何とかポスターを全部貼り終えて、次はTheStreetsの定期入れを先着400人に配る。この定期入れはマジでカッコいいんで、1人で4枚持ってく奴等がいる。まあいいんだけど。色々配ったりしてピヨッてるとStirling時代の友達、MarkとGavの友達のJustinが現れる。Oxford出身のMarkは先週Nedsに車をボコされたらしく、凹んでいた。ちなみにこいつはStirlingでガンジャを売りさばいてる面白い奴だ。

まあとにかく2人が加勢してくれたんで、定期配りは早く終わった。後はAfter show partyのパー券をゲットするだけだ。ってことで一段落したので4人で乾杯する。この時点で俺等が苦労して貼りまくったポスターはもう剥ぎ取られているんだけどNE!!いい感じで飲んでるとGavが1つやり残してた事に気が付く。

それはアンケートみたいな事をして、色んな人からE-mailアドレスや携帯番号を書いてもらうことだ。要するにTheStreetsに関してのUpdateを知りたいか?って事だけなんだけど。そんな感じで特攻隊みたいな真似をするハメになる。そこら辺にいる人等に片っ端から話し掛ける。メモをとる。途中から面倒臭くなってきたので、BarrowlandにあるBarに行ってそこで一杯飲みながらメモる。

で、終いには書くのが疲れたので、勝手に書かせる。アンケートをとられる側と世間話をする。好きな音楽、サッカー、何故俺はこんな事をやってるのか、まあそういった話を。

そうこうしてるとアンケート用紙がビッシリ埋まったので無事終了。相変わらずパー券をゲット出来てないのでウロウロする。そうしてるとカメラをもってインタビューしてる奴がいる。そういやあ今回のTheStreetsのGigはDVDになるらしいって事を聞いていた。

多分このヤカラはその手伝いだろうって事で、インタビューにひと区切り付いた所で話し掛けてみる。カメラマンは男前だがインタビュアーは太っちょでしきりに汗を拭取っていて息もやけに荒いのでカメラマンに話し掛けよう。

「ヘイMyフレンド元気かい?」と変に親しい感じで行き、適当に話をする。お前はここで何を誰の為にやってるのか、この後は何があるのか、After showのパー券は持っているか。。。そんな事を訊く。するとこのカメラマンはTheStreetsことMike Skinnerのいとこである事が発覚。へえそうなんだー、、、って事でパー券を無事に2枚貰ってラマさんご満足のエビス顔。そろそろライブだ。。。

ライブはビールが飛び舞っていて最高だった。

やや疲れ気味だがAfter showにGavと行く。場所は楽屋だ。おもしれーなオイ。楽屋に入ると何人か人がいる。ビールをシュポンと開けて飲み、まったりしてるとさっきのカメラマン、インタビュアーが話し掛けてくる。適当にだべる。

夏は日本に行きたいんだけど、どうすれば良いのか。ライブはどうだったか。女の子同士で殴り合いがあったけど何故か。ポテトチップスはどの味がうまいのか。そんなアホみたいな会話を続けていると知らぬ間にMike Skinner登場。

普通に会話に参加してきた。彼は2年前にも大阪のサマソニに参加してるので日本の事を良く知っていた。特に焼肉が気に入ってるらしく、コリアンバーベキューが最高だったと言っていた。骨付きカルビが良かったらしい。途中でカメラと太っちょがどっかに行ったので、3人で適当に話をする。どんな音楽を今聴いているのか、サッカーは、酒は、女は、今日のライブはどうだったか、普通の男同士の会話ですね、はい。

After show partyが終わって、Gavは興奮して色んな奴に電話かけまくってたけど、Mike Skinnerは普通にいい奴だった。年が近いのもあるけど話も良く合ったし。日本の話してる時も、ただただ日本の事を誉めるだけじゃなくて、テクノロジー依存が日本人の創造性を欠かせる可能性を俺に説明してきたりして、とにかくおもしれー奴だった。

5月31日

一昨日Doncasterから帰ってきて、今充電中。FashionshowはBrianの作品がダントツで良かったね、って話でJamesとまとまった。ただJamesは酒飲み過ぎて最後の方はかなりタチ悪かったけどね。帰ってきた日(一昨日)、昨日とサッカーをしてたのでフラフラです。年明けから週2か3でサッカーしてて、毎週の日曜は物凄く巧い中年の人等とサッカーがあるんだけど、最近一番巧いRab(元Motherwellの選手)が来てないのでどうしたのかを友達に訊いたところ、Rabはつい最近奥さんと別れて日曜は子供の面倒を見る日になってしまった、とのこと。彼はキレやすい(サッカーの時も怒って、味方に叫んでばっか)ので何となくわかってた。でも最近の日曜サッカーはちょっと静かで緊迫感も無いので、早く戻ってきて、あれこれ文句を言って欲しいもんだ。

Peace

タイトルとURLをコピーしました